投資メモ

投資メモ 2022年8月

債券の考察(為替ヘッジ) [29日]

たわらノーロード先進国債券・為替ヘッジ有り無しチャート

オレンジがヘッジ無し。茶色がヘッジ有りです。

今回は円安に動いた関係でヘッジ無しの方がチャートは延びています。

今回はこういう結果になっていますが、もしも円高に振れた場合はヘッジ無しの方が下がる事になるわけです。

ヘッジそのものにもコストはかかるので個人的にはヘッジ無しの方が好みではあります。

また、ヘッジ無しのドル建て資産を持つという事は、間接的にドルを持つ事にもなります。

2023年までは一般NISAを利用 [25日]

2023年までは一般 NISA を利用予定です。

というのも 2024年からの新 NISA ではレバレッジ商品を買付出来なくなるので、2023年までは一般 NISA で TECL を買付する予定です。

2024年からも今のところ一般 NISA を利用する予定ですが、NISA制度が変わる可能性もありますし、その時次第ですかね。

NISA枠拡充? [25日]

yahoo!ニュースでこんな記事を見かけました。

「恒久化」「無期限」が現実になれば、投資する立場からするともの凄くメリットがありますね。

現状だと投資枠の非課税期間は iDeCoの 50年くらいが限界かと思うのですが、これが NISA でも実現出来るとなると複利効果を非常に効率よく得られる事になります。

どう纏められるか分かりませんが、良い方向に改善される事を期待します。

SOMPOスイッチ NASDAQ100 レバレッジ2.5倍 [20日]

最初は 2.5倍かぁ、なんかニッチな所攻めてきたなぁ…

くらいなイメージだったのですが、これはマルチアイと似たようなシステムを組み込んでいるみたいですね。

SOMPOスイッチ NASDAQ100 レバレッジ2.5倍 3ヶ月チャート

こんな感じで、シグナル点灯時はポジションがゼロになりチャートが全く動かなくなります。なんか面白いですね。

こういったシステムは、下落後の爆上がり時期は逃してしまう可能性はかなり高いと思います。その変わり大幅下落を抑えよう、という考えに則ったものなのかもしれません。

シグナル点灯後すぐに上昇に転じる、なんて事も珍しくも無いと思うのですがそこは結果論なのでなんとも。分かりやすい暴落局面だと強い効果を発揮するのではないかと思います。

  • レバナスはダメージは食らうけど、その後の反発の恩恵が大きい
  • マルチアイやスイッチ搭載型は暴落を抑える。

実際、NASDAQ100 トリプル(マルチアイ搭載)はレバナスよりも下落を抑える事に成功しています。

インターネットバンクの危険性 [17日]

こんな記事を見かけました。

要約すると

  • ネット銀行のメリット
    • 口座開設がネットで完結する
    • いつでもどこでも利用出来る
    • 手数料が安い
  • ネット銀行のデメリット
    • IDやパスワードの管理が必要
    • 障害やメンテナンスで利用出来ない事がある
    • セキュリティ対策は必要

記事の意図としてはメガバンクや地方銀行しか使った事が無い人向けなのだろうと思います。

PCやスマホを介して資金を動かすというのは、経験がない人にとっては不思議な感覚かもしれません。

ネット銀行のメリットは「手数料の安さ」と「利便性の高さ」だと感じています。パスワードの管理などに関しては、慣れないと煩わしいと感じる人は多いと思います。

しかし最近のメガバンクは、ネット銀行化してきている部分もありネットバンクのデメリットに上げられている部分は全銀行に言えるようになってきています。

また、ネットバンクの方がセキュリティは高いです。今までのキャッシュカードや通帳による入出金よりも、IDやパスワード、スマホを介した2段階認証で管理した方がセキュリティが高いと明確に言えます。

NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)組入比率変更 [16日]

最近株価の乱高下が落ち着いて来ている気がしたので、NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)を調べてみたら、組入比率の変更が行われていました。

今はNASDAQ100 1.5倍という状態という事ですね。

auカブコム証券での積立項目変更 [15日]

債券オンリーにしました。

auじぶん銀行に紐付けしている証券口座は auカブコム証券と tsumiki証券です。

今後は

  • auカブコム証券:債券
  • tsumiki証券:株式

としようかと。この辺は今後また考えが変わるかもしれませんが。

最終的には

  • auじぶん銀行:現金100万円
  • auカブコム証券:債券100万円
  • tsumiki証券:株式100万円

で維持していく感じにして出口口座として使っていきたいです。

…当分先の話になりそうですが。

JEPI & JEPQ [14日]

高配当 ETF としてちょっと気になる ETF。

QYLD といったカバードコールを絡めた ETF には興味がありませんでした。そもそも株価がずっと右肩下がりなのを見ると買う気はおきません。

QYLD 10年チャート

さがっとるー。

一方 JEPI は

JEPI 2年チャート

最近の荒れ相場の下げも VOO などと比較すると抑えられています。

比較するとこんな感じ。

JEPI , QYLD 2年比較チャート

JEPI は新しい ETF のため直近 2年しか比較出来ませんが明らかに違いがありますね。

中身は S&P500 から選定された銘柄で構成され、20% を上限にエリクティ・リンク・ノート(ELN) で構成されているとの事。この部分が複雑に感じます。

現時点での判断になりますが、高配当 ETF として見た場合購入余地ありそうです。

VYM よりもすぐに高配当株の恩恵を受けたい人向けかもしれません。

マネックス証券でのポイント付与状況 [14日]

先進国債券インデックスを積み立てる事により得られているポイントになります。

50,000万円×0.011(1.1%)=550ポイントといった感じです。

マネックスは銘柄スカウターを中心としたツール目的ですが、債券置き場としても使っています。

マネックスで貯まったポイントはそのままでは使いにくいので Tポイントなどに交換して使う事になりそうですね。

新興国株式の比較チャート [12日]

「UTIインド」「ベトナム・ロータス」の比較チャート

上記3銘柄においての比較チャートです。

手数料は

  • SBI新興国株式インデックス:0.176%
  • UTIインドファンド:1.954%
  • ベトナム・ロータス・ファンド:2.167%

とかなりの違いがあります。個別国であるインドとベトナムの投資信託めっちゃ高い。

最近の新興国株式インデックスが横々しているのは、恐らく割合の大きい中国株の勢いが下がっていて相殺されている事が要因の1つだと思います。

逆言えば、中国に勢いが出てくると盛り返してくると言えます。

SBI新興国株式 vs eMAXISSlim新興国株式

SBI新興国株式・eMAXISSlim新興国株式の比較チャート

これ以外だったのですが、微妙に SBI新興国株式の方が勝っています。部分的にというわけではなく、常時少しだけ上を行っていますね。

この2つのファンドは実は連動する指数が違うのですが、それが原因かと思います。大きな違いは SBI の方には韓国が入っていないという所ですね。

FTSE世界国債インデックス(2511) の買付 [9日]

10株だけ購入しました。

債券ETF では

  • QLD : iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF (1496)
  • HYG : iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF (1497)

といった米国で人気のある ETF に該当する物もあるのですが、本家の ETF と比較すると手数料などの理由から若干魅力が衰えて見えます。

SBI 証券で保有している株式の投資信託との組み合わせで最適な債券 ETF を自分なりに考えてみたのですが FTSE世界国債インデックス(2511) が一番無難かなという印象を受けました。

iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり) (2621) も少しだけ保有しています。株とのリバランス用にはアリかなと思っているのですが、債券としては値動きが大きくなかなかの暴れ馬なので、そこが悩み所ではあります。

TECL NISA枠で 20株分注文 [9日]

TECL を20株購入しました。現在の価格は約 42ドル。先月からかなり持ち直して来ていますね。

今は円安な事もあり口数はあまり買えませんでした。

残りの NISA 枠は 30万ちょい。9月、10月、11月と分けて利用する予定です。しかし 9月か 10月で下がるような事があれば纏めて使ってしまうかもしれません。

セゾン投資の達人 vs S&P500 vs 先進国株式 [8日]

2013年からのチャート

iシェアーズ S&P500 が 2013年設定なので、そこからの比較チャートになります。

やはり最近の米国株の勢いが感じられるチャートになっています。

自分が最も確認したかったのは、セゾン達人ファンドと先進国株式インデックスの比較です。

パッと見ほぼ互角という感じですね。eMAXIS 先進国株式の設定年である 2009年末まで遡ると

こんな感じで、若干セゾン達人ファンドが優勢ではありますが、ほぼ互角といった感じです。

しかし、この2つのファンドは内容は全く異なり、「先進国株式インデックス」は日本を除いた先進国株式のインデックスです。

対して「セゾン達人ファンド」は日本や新興国も含めた全世界を投資対象にしています。また、米国の割合が46.9%と VTと比較すると少し低めに設定されています。

セゾン投信より

投資先は以下の通り

こうやってみると、凄く分散されていますね。全世界に投資をするというアクティブファンドの中では異質と言えます。

日本株に関してはスパークスやコムジェストで運用されている事が分かります。その他も個人レベルでは縁の無さそうなファンドが並んでいます。

シンプルな先進国株式インデックスか、全世界を対象にしつつ色々と拘っているセゾン達人ファンドか。しかし、運用結果はここまで大差無いというのは面白いです。

auカブコム証券・auAMレバナス積立出来ず [8日]

auカブコム証券では「プレミアム積立」というサービスを使い積立が出来ます。

しかし、ファンドによって積立が出来ないファンドがあります。auAMレバナスは残念ながらプレミアム積立は使えませんでした。

しかし、NASDAQ100トリプルは積立出来たりとその辺の区分けの基準が分かりません。

本当に設定出来るか試してみた

サイトのどっかに記載があるのかもしれませんが、auカブコム証券の分かりにくいページからは見つける事が出来ませんでした。

どういうルールなのかハッキリして欲しいですね。

ちなみに auカブコム証券では大きく資産を育てる予定はなく、ひとまずは「NASDAQ100:25万」「先進国債券:25万」の保有を予定しています。

auカブコム証券に現金 50万。auカブコム証券に資産 50万というイメージです。

米国とそれ以外の株式市場の比較 [7日]

2007年7月26日以降の SPY, VEA, SPY, EWJ, AGG の比較チャート

米国以外の株式(VEA)・S&P500(SPY)・日本株(EWJ)・新興国株式(VWO)・債券(AGG) の比較をしてみたのですが、明確に米国株とそれ以外と分かれました。

日本株については、バブル崩壊後は悲観的な話をよく聞きますが、アメリカ以外と比較すれば平均的になっただけにも見えます。

2008年はリーマンショック真っ只中ですが、この時期はアメリカ株の元気が無かった事が分かります。

アメリカ株に集中投資で良くね?という意見が見られるようになったのは、ここ最近の事でこの状況がずっと続くわけでは無いというのはハッキリと言えます。

しばらくはアメリカが牽引するでしょう。とはいえ、相対的にみて新興国や米国以外の先進国の株が割安になっていくのも事実。リーマンショックのような事が今後再び起こらないとも限りません。

企業のグローバル化が進んでおり、以前ほど地域分散の意味は薄くなっているという意見も聞きます。

色々と考えてしまいますが、やはり株式に投資するのであればアメリカを中心に考える時代がしばらく続くのでしょう。

最後になりますが、債券(AGG)の安定性は凄いですね。やはり債券には投資しておきたいところです。

債券 ETF の考察 [7日]

今後、債券を組み入れていく事を検討しています。

TLT,BND,BNDX,LQD,JNK の過去10年ほどのチャート

改めて長期国債(TLT)の値動きは大きいですね。自分は扱いが難しいなと感じる投資対象です。

ドル建て投資適格社債(LQD)は今回初めて比較対象にしてみましたが、リターンはけっこう良いですね。配当金も 3%前後と多めでインカムを狙えます。ただ、株の暴落時(直近だとコロナショック)に下落する傾向があるみたいです。

米国以外の先進国の投資適格債(BNDX)は自分の注目債券ETFで、6500以上の銘柄数に分散されています。ボラティリティが低く年間リターンは債券の中だと平均的となっています。配当金が 3%~4%を推移しており高配当となっています。日本債券が 18% ほど含まれているのが気になりますが、それ以外はほぼ自分好みの内容です。

BND(米国) と BNDX(米国以外)を組み合わせると全世界の債券に幅広く投資が出来るのでこの組み合わせを考える人は多いと思います。

ハイイールド債(JNK)は株価が暴落すると一緒に下落してしまう傾向にあるので、株のリスクヘッジには使えませんね。割り切って暴落時に仕込みインカムを狙うという人もいそうです。配当金は 4%~7% と非常に高いのが特徴です。

どう組み合わせるか

BNDX は確定として、他に何を組み入れるか検討中です。

好みとしては、社債の LQD、ハイイールドの JNK 辺りになります。

BND もド安定で安心感があるのですが、代わりに GLDM(ゴールド)もアリかなと考えています。

GLDM, BNDX, LQD, JNK の組み合わせが今のところ候補ですかね。

もっとシンプルにするのであれば社債の LQD か JNK を除きます。

VEA と VWO の比較 [1日]

VEA の設定日である 2007年7月20日 からのチャート

VEA と VWO との比較対象のチャートです。

かなり相関性が高い事が分かります。こう見ると、いかに米国が株式市場を牽引しているかが分かりますね。

ちなみにこれが VT と SPY を追加した比較チャートになります。

米国が牽引していると考えるべきか、それ以外が足を引っ張っていると考えるべきか、人により異なるかと思いますが、今後しばらくは米国の勢いがある時期が続くのは間違いないでしょう。

忘れてはいけないのは、10年前までは「S&P500 に全力投資」なんて言葉はありませんでした。米国が勢いづいたのは最近の事で、いずれ必ず転換期は来ます。